itami hospital

9月1日(日)に、令和元年度兵庫県災害医療従事者研修会として、兵庫県播磨広域合同防災訓練に参加しました。

当院の参加メンバーは、医師1名、看護師2名、事務局員1名の4名。

任務は、「リアル救護所」として、訓練ではなく、実際に気分が悪くなった方や熱中症等の方の救護を行うチームとして参加しました。


また、訓練としても災害時診療概況報告システム「J-SPEED」を使っての疑似入力訓練を行いました。

会場では多数のDMAT(災害派遣医療チーム)の救急車両や、消防車両、陸上自衛隊、海上保安本部、国土交通省、兵庫県警察などの公的機関だけでなく、電力会社、電話会社、ガス会社などの民間のライフライン関係に至るまで、多数の参加で行われました。(公式参加予定数:1,500人、約70機関)

9月初旬ではありましたが、幸いに曇りの天気で気温も低く、熱中症になられる方も居られなかったので、実際に救護の場面は発生せず、無事に任務を完了することができました。

災害時の対応は、こうした訓練への参加経験が有るか無いかで大きく違って来ます。最近ではJ-SPEEDやEMIS(広域災害救急医療情報システム)などのICTを使った情報伝達システムも充実してきており、それらを訓練で体験することが出来、大変勉強になり有意義な訓練でした。

医事課 医療情報担当 滝井 俊博

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