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Category Archives: 今日の出来事

 10月23日に、大阪国際空港航空機事故対策総合訓練に医療班として参加しました!
この訓練は空港での航空機事故が発生した場合に備え、関係機関との緊密な連携・協力による迅速且つ適切な消火救難・災害医療活動を実施することを目的としています。

 参加機関は、自治体、消防、警察、自衛隊、医療機関等52機関、約470名と大規模な訓練です。
消防車や救急車約60台が一斉にサイレンを鳴らして走行する姿は迫力満点!当院の救急車も、普段は鳴らすことのないサイレンを鳴らし、車内のメンバーも一気に緊張感が高まりました。


訓練のシナリオは、飛行機が空港に着陸後、エンジンから出火し、滑走路で爆発炎上、乗員・乗客に多数の負傷者が発生した、という想定です。
消防の消火作業の後、機内から自力で脱出した人や、レスキュー隊により救助された人をトリアージし、負傷の状況に合わせて、赤・黄・緑エリアにて応急処置を行いました。各エリアで処置を行った負傷者は、消防との連携により、搬送先の医療機関を決定。救急車の他、ヘリも5機出動し、広域での搬送を想定して訓練が実施されました。

当院の参加メンバーは、医師・看護師・放射線技師・事務職の6名。
詳細のシナリオが当日発表される「シナリオ非公開型訓練」で、事故の詳細や医療班としての役割は、当日発表されます。
現場に到着すると、すでに現場対策本部が設置されており、そこでアクションカードが手渡され、初めて役割を知ります。当院のチームは医師・看護師は「搬送エリア」の担当、放射線技師と事務職の2人は、現場調整員として「現場指揮所」での活動となりました。

錯そうする情報を整理しながら、適格に役割を遂行するのは至難の業。日頃の訓練の大切さを身に染みて感じました。
また、災害時は医療機関だけでなく、多方面の機関と情報を共有し、協力・連携することが不可欠です。顔の見える関係づくりを進めていきたいと思います。

総務課 人事研修担当 越(集合写真左端・現場調整員として参加)

呼吸療法認定士の試験に合格しました。

 昨年の夏に呼吸療法認定講習会を受講したことを当ブログで報告させてもらいました。その後11月に試験を受けて、無事合格することができました。

 僕は以前、別の病院に勤めていて人工透析に携わっていました。伊丹病院に来たのはちょうど7年前で、ここで初めて人工呼吸器に携われるようになりました。当初は人工呼吸器の回路の組み立てや、テスト運転をしているだけでとても興奮したものです。時間を見つけては取り扱い説明書を読みながら操作方法の反復練習をおこなったり、モードや設定を変えてテスト運転させたり、時には自分自身に試したり(笑)して10数機種ある人工呼吸器を覚えていきました。
 そして当院では、GBSTという呼吸支援チームにも参加させていただき、人工呼吸器を使用している患者さんへチームで回診をするようになりました。一人の患者さんを中心に医師、看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、臨床工学技士がそれぞれの目線で意見を出し合うのですが、そこで感じた事は「疾患だけでなく人生をみる」ということでした。患者さんと主治医の信頼関係から生まれた治療の方向性に、自分の知識、技術をどう重ねていくか、と考えるようになりました。
 まだまだ役に立てない事の方が多いと思いますが、この認定資格で得た知識を活かして頑張っていきます。

臨床工学技士 谷川(写真中央)

写真は、先輩臨床工学技士の北尾さん(左)と、研修医の向井先生(右)と一緒に。

ストロボライト20140519
 5月19日(月)自主制作映画「ストロボライト」が読売新聞に掲載(当院でのロケ明記)されました。当院で撮影が行われたのは、3年前の平成23年1月30日です。写真はその時の様子です。
 この映画は、市役所、市立病院など60ヶ所以上で伊丹市内のロケが行われ、エキストラなどで400人を超す市民の方々が協力。片元亮監督は「どんなシーンでも受け止めてくれる、懐の深さがある」と絶賛する。(読売新聞より)

経営企画室 広報担当 T・N
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 第5回は「患者サービスを向上するために、3年先を見据えた病院として取り組むべき課題を3つあげる」というテーマで、実際にメンバー全員で会議を開きました。「これぞ会議!」っていう感じがして楽しかったです。各専門職がアイデアや価値観を共有すると、新たな視点で物事を捉えることができ、アイデアに広がりができ、会議が有意義なものになることを感じました。そして、スタッフ一人一人が伊丹病院愛をもって「人材育成」「患者待ち時間ゼロ」「黒字経営」という中期課題に取り組むことの重要性を確認することができました。毎月の病棟会でも同じような会議ができればメンバーの参加度もアップし、部署の活性化に繋がると感じました。
 ほかには、1年をかけて学ぶので、研修の回を重ねるたびにメンバーに「絆」みたいなものが生まれてるように思います。またいろんな専門職の方が参加しているので、それぞれの視点での意見が聴け、勉強になります。残りの研修が楽しみです。

手術室 看護師 髙岡 美佳


当院では、次世代リーダー養成のために1年間掛けたファシリテーター型リーダー養成研修を実施しています。メンバーは、看護師・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・視能訓練士・調理師・事務職員と各職場から集まり、リーダーとしての人との関り方を学びます。
第6回(H26.1.24)のテーマは、想いを形にする会議・カンファレンスの作り方でした。院内では、医療者だけの会議もあれば、患者様も参加頂く退院時のカンファレンスや、地域の開業医の先生方、他病院のスタッフの方、他の行政機関との調整会議等、様々な会議が日々繰り広げられています。今回の研修では、様々な想いを持つ人々が集まり、その想いを共有して一つの方向性を見出すためにはどうしたら良いか、会議の工夫を講義とグループワークで学びました。
グループワークは、「患者サービスを向上するために、3年先を見据えて取り組むべき3つの課題を合意形成する」というテーマで模擬会議をしました。最初は、こんなに沢山意見が出てまとまるの?と不安になりましたが、ファシリテーターの丁寧な進行で、メンバーの想いを共有しながら、合意形成にたどりつけました。
【受講者の感想から】
・3人よれば文殊の知恵、11人寄れば無限に広がる!!いろんな立場の方と話をすることで、多くの意見が出され学ぶことができた。
・漠然とした課題からテーマを具体的なものにしぼると多くの案が出て、しかも皆が共有すれば更に広がりが出たことに驚きと感動のようなものを感じた。

経営企画室 K.K


 当院では、次世代リーダー養成のために1年間掛けたファシリテーター型リーダー養成研修を実施しています。メンバーは、看護師・放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・視能訓練士・調理師・事務職員と各職場から集まり、リーダーとしての人との関り方を学びます。
第5回(H25.12.13)のテーマは、理念・ビジョンの共有でした。事業管理者の中田先生に組織運営をする上で大切にする思いを語っていただき、その後、心に残った言葉を受講生で共有し、親和図にしました。
【受講生の感想から】
・理念は困ったときや、何かを考えるときに立ち返る場所。「患者さんへの思い」を、心のよりどころにしたい。
・情熱を持って仕事をしている、又、その情熱を貢献へと変えていくエネルギーを管理者のお話から強く感じました。情熱とビジョンを大切にしたいと思います。

経営企画室 K・K
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伊丹市職員表彰式20131108
「藤原市長(左から3人目)を囲んで」

 11月8日(金)伊丹市役所にて、平成25年度特別功労職員の表彰式が行われ、市長と記念写真を撮影しました。当院からの被表彰者、功績内容以下の通り。
(1)山本副院長(市立伊丹病院機能評価委員会一同を代表して)
   病院機能評価認定への貢献
(2)佐藤糖尿病内科主任部長(市立伊丹病院糖尿病医療推進委員会一同を代表して)
   継続的な糖尿病患者の支援
(3)山下副看護師長(ICU・CCU(放射線科)看護師一同を代表して)
   内視鏡の洗浄、消毒、乾燥、保管、運搬システム構築への貢献
(4)西山副看護師長(市立伊丹病院 老年内科主任部長、外来看護師、地域医療連携室看護師一同を代表して)
   予約入院患者の日常生活支援のスクリーニング導入
(5)尾﨑老年内科医長(転倒予防チームを代表して)
   骨折事故の減少に貢献

経営企画室 広報担当T・N
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H25年度採用 新人ナースブログリレー Vol.1

こんにちは。臨床工学技士の谷川です。
土日の休日を利用して、呼吸療法認定士認定講習会を受けに東京まで行ってきました。

伊丹病院はチーム医療が盛んに行われているのですが、僕は「GBST(Good Breath Support Team)という呼吸支援チーム(一般的にはRSTと呼ばれています)」で活動をしています。
毎週おこなわれるチームの回診、カンファレンスに参加し、自分の専門分野だけでなく、総合的な呼吸療法の知識の必要性を感じ、今回の受講に至りました。後押ししてくれたチームの皆さんには大変感謝をしています。
内容はとても充実しており、これから自分のやるべきことが見えた気がします。

在宅人工呼吸器はここ十数年で急激に増加しており、それを扱うのは患者さん本人やそのご家族、訪問看護や療養所のスタッフさん達です。その方々に人工呼吸器の指導、講習をおこない「地域の役に立つ」それが今の妄想、夢、いや目標です!!

ちなみに・・・向こうではラーメンばっかり食べてました!

初めての病児託児

いやぁ、朝から大変でした。娘(0.8歳)の急な発熱。熱は高いけど御機嫌なので深刻な病気ではなさそうですが・・・。たまたま夫婦二人とも仕事の日で、実家も遠いので子どもを預けることができないと身動きとれません。
 どっかに書類があったはずだ・・・あった!「病児託児制度の利用案内」。急に具合が悪くなった職員の子どもを病院敷地内に併設された託児室で預かってくれます。
 いざというときの備えの制度があるのは安心ですな〜。
 写真は託児室の前に植えられていたトマト。手入れが行き届いていて実が鈴なりです!うちのベランダ菜園では一房に3つくらいしかつかないのにな〜。

消化器内科 H・M(医師)

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