骨塩定量検査

DXA(デキサ)法を用いた骨塩定量検査は骨の状態を見る検査です。DXA(デキサ)とはDual Energy X-ray Absorptiometryの略で、2種類のエネルギーのX線を照射し、骨による吸収差を利用して骨量を測定します。骨量を測定する検査では最も正確な検査法です。

骨量が減少することでおこる病気に骨粗鬆症があります。骨粗鬆症とは骨がスカスカ、ボロボロ(骨量の減少)になる病気で、骨折しやすい状態になります。また、骨全体が弱っているため骨折すると治りにくくなり、ひどくなると寝たきりの原因になります。骨粗鬆症の症状としては腰の痛み、背中の痛み、骨折などがありますが、骨粗鬆症になっても症状がない場合もあります。

当院では骨粗鬆症などにより骨折しやすい部位である、腰椎と大腿骨近位部(大腿骨頸部)の2部位を測定しています。検査時間は約15分程度で、痛みのない検査です。

自覚症状の少ない骨粗鬆症は早期発見・早期治療、定期的な検診が大切です。そのためにも一度、骨塩定量検査を受けてみましょう!

HOLOGIC社製 Horizon-wi
骨塩定量検査装置 骨塩定量検査装置