薬剤部

薬剤科理念

  1. 医薬品の安全性と有効性の確保に貢献します。
  2. 研鑽を積み、質の高い薬物療法に貢献します。

薬剤科では薬剤科理念のもと、安全で効果的な薬物療法を行うために、他の医療スタッフと綿密な連絡を取りながら、患者さまに安心していただけるような薬剤業務に取り組んでいます。

業務内容

・調剤 ・医薬品情報の管理・提供 ・製剤 ・薬剤管理指導(服薬指導)
・薬品在庫管理 ・抗がん剤調製 ・高カロリー輸

医療チーム

・がん化学療法担当 ・緩和ケア担当 ・糖尿病治療担当 ・栄養管理担当
・感染制御担当 ・呼吸ケア支援担当

お薬Q&A

業務内容

調剤

当院では平成18年10月より外来患者さまのお薬については、厚生労働省の方針をもとに全面院外処方を実施しています。 入院患者さまについては、内服薬、外用薬、注射薬の調剤を行っています。お薬の投与量や投与方法、飲み合わせなどの適正を確認しています。また注射薬については、バーコードラベルを発行し、患者さまと使用する注射薬の照合が行えるようにしています。

調剤室

調剤室

注射調剤

注射調剤

医薬品情報の管理・提供

厚生労働省や医薬品メーカーから寄せられるお薬の使用方法や副作用情報などを、医師や看護師、そして患者さまへ提供しています。また、医師や看護師などの院内スタッフや患者さまから寄せられる医薬品に関する様々な質問にもお答えし、医薬品が安全かつ有効に使用されるように努めています。 病院の電子カルテを運用していくうえで重要である医薬品データーの登録や管理を行い、医師が適切に処方を行えるようにするとともに、院内での薬の重複や相互作用が起こらないように工夫をしています。

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製剤

主に消毒剤や粉薬など、医薬品メーカーから市販されていない薬を調製しています。また、特定の患者さまに使用する注射薬や坐薬なども調製しています。

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薬剤管理指導(服薬指導)

服薬指導はお薬を使用する意味や目的、服用方法などを説明して、お薬を忘れずに正しく使用してもらうことを目的としています。患者さまからのお薬に関するご相談にも応じておりますので、薬剤師が伺った際には気軽にお声掛けください。 さらに、薬の副作用と思われる症状が出た時などに、正しく対処できるように、お薬についての注意事項(副作用などを含む)を説明することで、お薬の安全かつ有効な使用へ寄与しています。

本棚

本棚

 

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薬品在庫管理

病院内で使用する医薬品の購入と在庫管理を行っています。また在庫薬品の有効期限を管理するとともに、過剰在庫の防止など効率的な薬品在庫管理を推進するとともに各部署への薬品の安定供給を図っています。

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抗がん剤の調製

外来患者さまが化学療法室で行う抗がん剤や入院患者さまの抗がん剤の調製を、薬剤科内にある安全キャビネットと呼ばれる装置の中で行っています。抗がん剤の投与計画は患者さま毎に異なるため、患者さまの身長や体重、薬の投与量や投与期間、投与方法のチェックを行い抗がん剤の適正使用に寄与しています。

ケモ調製

ケモ調製

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高カロリー輸液

食事の取れない患者さまに投与する高カロリー輸液は、無菌室と呼ばれるほこりや細菌が極めて少ない室内に置いてあるクリーンベンチと呼ばれる装置の中で無菌混合調製しています。

TPN

TPN

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医療チーム

薬剤師は各医療チームに参加しチーム医療に貢献しています。

がん化学療法担当

当院のがんチーム医療では、「患者さまにとって最良の治療方針は何か?」「 今ある課題や問題点に対する一番の解決策は何か?」について、医師、看護師、薬剤師および様々な専門職が、各専門分野の意見や知識を交換し、治療から療養生活に至るまで、総合的に患者さまを支援しています。 がん医療における薬剤師の役割としては、患者さまに抗がん剤治療に関する理解を深めていただくための説明を行っています。また抗がん剤をはじめとするすべての医薬品の安全な使用について医師等と協働し、副作用モニタリングや薬物血中濃度の確認などを行っています。さらに副作用の重篤化回避、あるいは治療に難渋する患者さまに適した処方提案・処方設計を担うために、専門的な知識を持つ薬剤師が、がんチーム医療をサポートしています。〔日本医療薬学会認定 がん専門薬剤師 上田 宏・大澤 万智子〕

緩和ケア担当

緩和ケアチームの一員として薬学的な立場から、患者さま個々に最適な薬剤の選択や投与量設定などを提案し、医師・看護師等と連携して安全で有効な薬物治療支援を行っています。また、安心してお薬を服用できるよう患者さまやご家族に寄り添った服薬指導や相談を行い、患者さまが痛みや苦痛から解放され、その方らしい生活が送れるようサポートしています。さらに、院内がん疼痛マニュアルの作成や医療スタッフへの緩和ケア教育活動にも携わっています。〔日本緩和医療薬学会認定 緩和薬物療法認定薬剤師 千原 里美〕

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糖尿病治療担当

糖尿病専門医の指導のもと糖尿病療養指導士の資格を取得し、看護師、管理栄養士、理学療法士、臨床検査技師等とともに、糖尿病医療推進チームの一員として患者さまの療養のお手伝いができるよう努めております。糖尿病教育入院時にはお薬の説明や糖尿病療養生活上の指導を行っています。また、すこやか外来教室では糖尿病の薬物治療のお話をするなど、患者さまの糖尿病治療に対する理解を深めていただけるようサポートしています。 〔糖尿病療養指導士 今井 育代・出水 睦子・畑 将弘〕

栄養管理担当

人が生きていく為に必要なものそれは、『食べること』すなわち『栄養』です。病気を治すための基本となるものも『栄養』です。NST(栄養サポートチーム)活動を通じて、『食べる』ことを目標に『食べられる』までの間の点滴の選択、調製、飲んでいただく栄養剤の選択などに関わり、よりよい治療効果が得られるよう『栄養面』より患者さまをサポートしています。 〔栄養管理担当 山根 正也・城山 めぐみ・石谷 理紗〕

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感染制御担当

感染対策チーム(ICT)の一員として、医師・看護師等と共に院内における感染の防止・制御、耐性菌出現の予防および治療において支援を行っています。抗菌薬や消毒薬が適正に使用されるように、使用状況の調査、抗菌薬の血中濃度の確認等を行っています。また、患者さま個々に応じた薬物治療が有効に安全に行えるようにサポートしています。〔日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 榎本 恭子〕

呼吸ケア支援担当

日本では人口構成の高齢化と国民の高い喫煙率の問題から、呼吸機能障害の罹患率が急激に上昇すると懸念されており、呼吸ケアを必要とする人たちの増加が見込まれています。当院では呼吸器内科医師、看護師、理学療法士、臨床工学士、管理栄養士と共に薬剤師が呼吸ケア支援チーム(GBST)に加わり、吸入薬の正しい使用方法の説明などを行い、患者さまが息切れを恐れることなく積極的に社会生活が送れるようにサポートしています。〔呼吸ケア担当 山根 正也・石谷 理紗〕

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お薬Q&A

  • Q1.お薬の受け渡しについて教えてください。病院の中ではお薬はもらえないのですか?
  • A.当院では平成18年10月より外来患者さまについて、全面院外処方を実施しています。この院外処方せんをかかりつけの保険薬局にご提出いただきお薬をお受け取りください。病院内のお薬窓口では、検査前に投与される薬品や血糖測定に使用されるセンサーをお渡ししております。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
  • Q2.食間に薬を飲んでくださいと言われましたがいつ飲めばいいですか?
  • A.食間とは、食事の最中ではなく食事と食事の間を意味します。空腹時に服用していただくと効果がよくなる薬があり、おおよそ食後2時間半を目安としています。
  • Q3.食後に飲んでくださいと言われた薬は、食事の後何分までに飲んだらいいですか?
  • A.食後とは、食事のあと20~30分までの時間を意味します。食前も同様に、食事の前20~30分を意味します。


いずれも目安の時間となります。お薬を飲み忘れたときの対応は薬剤によって異なりますので、医師、薬剤師にご確認ください。

  • Q4.食後の薬をもらっていますが、食事を取れないときがあります。お薬を飲んでもいいでしょうか?
  • A.お薬は治療上必要な1日量が決まっています。その1日量を1~数回に分けて服用しています。一般に食事が取れずにお薬を服用されなかった場合、1日に必要なお薬の量が不足しますので効果が得られないこともあります。空腹が気になる場合は、牛乳やクッキー等を食べてからでも、お薬を服用するようになさって下さい。 しかし、糖尿病のお薬を内服されている場合は、食事をとらずにお薬だけを服用すると、低血糖を招く可能性があるため絶対におやめください。分からないことや不安がある場合は、医師、薬剤師にご確認ください。
  • Q5.頓用(頓服)ってどういう意味ですか?
  • A.患者さまの訴える症状を軽快させる目的で、症状が出たときやひどいときなどに必要に応じてお薬を使用することです。(眠れない時、痛い時、吐き気のある時、便秘時、狭心症などの発作時など)。ほとんどの場合、速効性のあるお薬によって症状を一時的に抑える対症療法であるため、症状がないときにむやみに使用せず、指示された適切な用量や使用間隔などを守って使用していただく必要があります。
  • Q6.妊娠していますがお薬を飲んでも大丈夫ですか?
  • A.妊娠中のお母さんは胎盤を通して赤ちゃんと繋がっているため、お薬が赤ちゃんに影響を与えることが考えられます。しかしお薬で治療中の場合、いま服用されているお薬を止めてしまわれると、病状の悪化から母子ともに危険な状態にさらされてしまうことも考えられます。お薬の中止は、主治医の先生と相談した上で行ってください。また体調不良があった場合、できるだけ安全なお薬を服用いただくために、妊娠していることを伝えていただいたうえで診察を受けるようにして下さい。 出産後、赤ちゃんに授乳をされる場合も注意が必要です。お薬は母乳の中に移行して、赤ちゃんが飲んでしまう可能性もあります。体調が悪く病院にかかられるときは、授乳中であることを伝え、母乳に移行しにくい安全なお薬をもらうようにして下さい。また、お薬を飲まれてから授乳をされた場合は、安全なお薬であっても赤ちゃんに普段と違った様子がないか観察し、何か変化があればすぐに医師に連絡するようにしてください。
  • Q7.伊丹病院への入院が決まりました。現在服用しているくすりはどうしたらいいですか?
  • A.当院では予定入院される際に、現在服用中のお薬を持参していただくようにお願いしております。当院から処方されているお薬だけでなく、他院でもらわれているお薬で服用中の場合は一緒にご持参ください。入院期間中に、他の医療機関を受診された場合、保険診療が適用されない場合があるため、あらかじめ不足することが分かっているお薬は入院までに受診しご準備をお願いいたします。

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