産婦人科

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主なスタッフ
医師名 役職 学会専門医・認定医
雨宮 京夏 科主任部長 日本産科婦人科学会会員【専門医】【指導医】
日本産科婦人科内視鏡学会会員【技術認定医】
日本内視鏡外科学会会員【技術認定医】
日本がん治療認定医機構【がん治療認定医】
日本女性医学学会会員【女性ヘルスケア専門医】【指導医】
日本医師会【母体保護法指定医】
手術支援ロボット da Vinci 認定資格(術者)
日本産科婦人科遺伝診療学会認定(周産期)
大阪大学医学部臨床教授
金 美娘 科部長 日本産科婦人科学会会員【専門医】【指導医】
日本産科婦人科内視鏡学会会員【技術認定医】
日本がん治療認定医機構【がん治療認定医】
日本女性医学学会会員【女性ヘルスケア専門医】【指導医】
日本医師会【母体保護法指定医】【検診マンモグラフィ読影認定医】
日本性感染症学会会員【認定医】
日本内視鏡外科学会会員【技術認定医】
手術支援ロボット da Vinci 認定資格(助手)
三好 ゆかり 科部長 日本産科婦人科学会会員【専門医】【指導医】
日本医師会【母体保護法指定医】
日本臨床細胞学会会員【専門医】
日本骨粗鬆症学会会員【認定医】
日本女性医学学会会員【女性ヘルスケア専門医】
手術支援ロボット da Vinci 認定資格(助手)
田中 江里子 医長 日本産科婦人科学会会員【専門医】
日本医師会【母体保護法指定医】
日本女性医学学会会員【女性ヘルスケア専門医】
手術支援ロボット da Vinci 認定資格(助手)
日本産科婦人科遺伝診療学会認定(周産期)
城戸 絵里奈 副医長 日本産科婦人科学会会員【専門医】
日本医師会【母体保護法指定医】
手術支援ロボット da Vinci 認定資格(助手)
日本産科婦人科遺伝診療学会認定(周産期)
荻本 宏美 副医長 日本産科婦人科学会会員【専門医】
須賀 清夏 副医長 日本産科婦人科学会会員【専門医】
山口 峻市 専攻医
中林 桃子 専攻医

産婦人科スタッフ

産婦人科診療の紹介

 当院産婦人科は1年間常勤医師不在で分娩、手術を中止していた時期を経て、2015年4月より、新たに常勤医師が着任し、新規スタート致しました。今年で9年目をむかえます。2022年度の分娩は330例、手術は腹腔鏡下手術110例を含む377例となりました。
 産科において、現在伊丹市で分娩可能な施設は近畿中央病院と当院だけということもあり、しっかりと役目を果たしていく所存です。
 婦人科においては低侵襲手術としての腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術に力をいれています。
地域の産婦人科医療をになうという自覚をもって、皆さまのご要望にそえるよう、より一層診療体制の充実をはかるよう努力していきます。

日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設
日本産婦科婦人科内視鏡学会認定研修施設
腹腔鏡下子宮体がん手術施設認定

特色

婦人科

子宮筋腫 良性卵巣腫瘍 子宮内膜症、子宮内膜ポリープなど

いずれも年齢、挙児希望などと症状を考慮しつつ、治療方針を決定します。
粘膜下筋腫摘出、筋腫核出術、子宮全摘出術、卵巣嚢腫摘出術、付属器摘出術、付属器癒着剥離術、子宮内膜ポリープ摘出術などは、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術を積極的に行っていきます。2021年度からロボット手術も導入しています。症例に応じて開腹術を第一選択とすることもあります。
腹腔鏡は日本産科婦人科内視鏡学会の認定研修施設です。

骨盤臓器脱

ペッサリーを用いる保存療法および、症例に応じて膣式子宮摘出術および膣壁形成、膣閉鎖術などを行います。

悪性疾患

卵巣がん、子宮体がん、子宮頸がんの手術、化学療法を行います。また放射線科と共同で放射線治療も行います。日本産科婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設です。
また、腹腔鏡下子宮体がん手術の認定施設です。

その他

円錐切除は2泊3日で行っています。子宮頸部異形成、尖圭コンジローマに対して症例を選択してレーザー治療も行っています。

更年期障害

症状に応じて、ホルモン補充療法、漢方薬による治療を行います。

検査

子宮卵管造影、子宮鏡検査(子宮内膜ポリープや、粘膜下筋腫の評価など)も外来で行います。腹腔鏡による検査(入院が必要)も行います。

産科

分娩室はLDR形式(陣痛から分娩まで同じ部屋ですごす)です。無痛分娩は現在行っておりません。小児科医師、内科医師、および他科の医師との連携のもと、特別なリスクがないと考えられる妊娠はもとより、合併症妊娠にも対応していきます。ハイリスク妊娠で当科での対応が困難と判断した場合は高次病院に紹介させていただきます。

NIPT外来

NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)とは、妊婦さんの血液から、おなかの赤ちゃんの染色体疾患(ダウン症候群(21トリソミー)、18トリソミー、13トリソミー)の可能性を調べる検査です。妊婦さんからの採血で検査をするので、赤ちゃんへのリスクがありません。精度の高い検査ですが、偽陽性や偽陰性が一定頻度みられる非確定的検査です。

市立伊丹病院は、日本医学会認証出生前検査認証制度等運営委員会よりNIPTを実施する医療機関の連携施設に認証され、NIPT検査を実施しています。NIPT検査の結果が、陽性または判定保留となった場合は、当院の基幹施設である大阪大学医学部附属病院の遺伝子診療部で遺伝カウンセリングを受けていただく必要があります。

NIPTの詳細につきましては、日本医学会出生前検査認証制度等運営委員会のホームページをご参照ください。

出生前遺伝学的検査には様々な種類があり、それぞれの特徴があります。検査を受ける前に検査の方法や検査の結果からわかることなど、ご理解いただき検討していだくことが大切です。出生前遺伝学的検査を検討されており、説明を希望される方もご予約ください。
※当院ではカウンセリングとNIPT検査のみ実施しています。

(出生前検査認証制度等運営委員会の資料より引用)

<当院でのNIPT検査実施の流れ>

  1. 「NIPT外来」でカウンセリングを受けていただきます
  2. 検査を希望される場合、妊娠10週~妊娠14週にNIPTの採血を行います。
  3. 検査結果は2週間後の「NIPT外来」でお伝えします。

検査前のカウンセリングなしでNIPT検査を実施することはできません。
検査前のカウンセリングおよび結果説明は、必ずパートナーと一緒にご来院ください。
カウンセリングの後、同日にNIPT検査を行うことは可能です。

<予約方法>
完全予約制:毎週水曜日 13時~、15時~

  • 当院に通院中の方は受診時に担当医師にお申し出ください。
  • それ以外で希望される場合、紹介状が必要です。分娩予定日が決定した後、妊娠10週以降で受診していただきます。かかりつけの医療機関から当院の地域連携室を通じて予約取得をお願いします。

<費用>
自費診療です。(記載の金額は全て税込みです)
初回カウンセリング:11,000円(1時間まで、それ以降30分毎に4,400円)
2回目以降 :5,500円(30分まで、それ以降30分毎に4,400円)
NIPT検査 :93,500円
※NIPT検査の結果が、陽性または判定保留となった場合は、当院の基幹施設である大阪大学医学部附属病院の遺伝子診療部にて遺伝カウンセリングを受けていただきます。その際、別途費用がかかります。当院で羊水検査を行うことはできません。

診療実績

産科 (令和4(2022)年4月1日~令和5年(2023)3月31日)
分娩数 330件 うち帝王切開 73件

手術 総計 377例 (令和4年4月~令和5年3月)

産婦人科手術実績

令和4年4月
~令和5年3月
腹腔鏡手術 全腹腔鏡下子宮全摘出術
(うち、ロボット支援下 9例)
39
腹腔鏡下付属器摘出術 42
腹腔鏡下卵巣嚢腫核出術 19
異所性妊娠手術 5
卵巣出血 0
筋腫核出術 0
その他 5
腹腔鏡手術小計 110
開腹術 卵巣癌 13
子宮体癌 14
子宮頸癌 4
単純子宮全摘出術 28
付属器摘出術 7
嚢腫核出術 0
筋腫核出術 1
境界悪性 0
帝王切開 73
その他 4
開腹術小計 144
その他 円錐切除 31
子宮鏡下手術 52
骨盤臓器脱手術 2
流産手術 9
人工妊娠中絶 4
子宮内膜掻把 3
バルトリン腺 4
その他 18
その他手術小計 123
手術総計 377

【伊丹市広報番組】伊丹だより2015年11月30日号 市政情報「市立伊丹病院 産婦人科リニューアル」

【ブログ記事】分娩の再開について(市立伊丹病院・宝塚市立病院における産婦人科連携)
 分娩の再開について(市立伊丹病院・宝塚市立病院における産婦人科連携) 事務局