外来

部署紹介

当院の外来は、昨年度も20,000人を超える患者様の診察を行っています。 昨年度の紹介率は77%、逆紹介率は89.5%であり、地域の中核病院として、他の医療機関と連携しながら急性期医療を担っています。また、糖尿病センター、人工関節センター、内視鏡センターなどの専門外来に加え、人工透析室や化学療法室など、外来での治療も積極的に行っています。特に、化学療法室は、外来通院により社会生活を送りながら治療を継続できるようになり、そのような患者様が年々増加しています。化学療法室にはがん薬物療法看護認定看護師がおり、患者様をサポートしています。虫垂炎や胆石などの緊急手術に関しては、手術室や病棟看護師と連携し、外来から直接、手術室に搬送するなどスムーズな医療の提供に取り組んでいます。

特色ある看護

外来には、がん化学療法認定看護師、緩和ケア認定看護師、摂食嚥下障害認定看護師などの認定看護師を初め、消化器内視鏡技師、IVRナース,糖尿病療養指導士などの資格をもつ看護師が活躍しています。入退院支援センターでは、麻薬や抗癌剤内服を行っている患者様の診察前に聞き取りを行い、副作用の早期発見や副作用出現時の医師や薬剤科への連携も行っています。また、看護専門外来を設置し患者様の療養支援を行っています。ストーマ外来、リンパ浮腫外来の他、新たにがん看護、心不全看護、慢性呼吸器疾患看護外来も造設され、患者様の苦痛や不安、困りごとなどに対応できる体制を整えています。

メッセージ
患者様が住み慣れた環境で生活しながら、病気と向き合い治療ができるように、私たち外来看護師は支援しています。病気のこと、介護のこと、家族の介護負担など、どんなことでもご相談いただいています。