itami hospital

 去る平成30年9月1日に、兵庫県健康福祉事務所主催において、新型インフルエンザ対応訓練を行いました。
 この訓練の目的は、伊丹市内で病原性の高い新型インフルエンザが発症したことを想定し、県内又は隣接府県で新型インフルエンザが発生していない状態(県内発生早期)の医療対応について、関係機関との確認を行うことです。具体的な内容を説明しますと、新型インフルエンザ発生国からの帰国者や新型インフルエンザ患者との濃厚接触者等、新型インフルエンザが疑われる方はまず、①兵庫県に設置しているコールセンターに電話して相談します。②連絡を受けたコールセンターは、健康福祉事務所にある相談センターに連絡をして患者さんの概要を説明します。③連絡を受けた相談センターは、受け入れができる医療機関を探し、患者さんに受診してもらいます。④依頼を受けた医療機関は、患者さんを受け入れる準備を行い診療します。
 以上の流れで、新型インフルエンザ疑いの患者さんがスムーズに医療機関を受診できるよう確認しました。掲載の写真は訓練の一部です。今回の参加医療機関は(一社)伊丹市医師会、伊丹市薬剤師会、公立学校共済組合近畿中央病院、阪神北広域こども急病センター、伊丹健康福祉事務所、伊丹市、伊丹市消防局、(一社)川西市医師会、川西市薬剤師会、川西市危機管理課、市立伊丹病院でした。
                           感染管理認定看護師 M.O

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