itami hospital

 私たちの病棟は、消化器内科、老年内科の混合病棟です。そして、夜間は、小児科・産科を除く全ての診療科の救急入院患者を受け入れるオーバーナイト病床も担っています。そのため、夜勤専従看護師が配置されています。夜間救急入院患者の受け入れは大変ですが、夜勤専従看護師と6階西病棟看護師が力を合わせ対応しています。また、夜間救急入院で受け入れることの多い疾患に関する勉強会・研修会を開催し、看護師の知識を向上させ、異常の早期発見ができ、緊急入院の患者さんにスムーズに対応できるよう取り組んでいます。

医局親睦会20171118  2019年12月8日(日)医局親睦会を、大阪城 近くの歴史的建造物の洋館にて開催し、お子様14名を含む総勢102名が集まり、日頃の病院での忙しさも忘れ、笑いの絶えない・思い出深い・楽しいひと時を、医局員を中心として多くの方々と過ごしました。

 当日は、マジシャン・キノピー・似顔絵師KEIKOさんをお招きし、ステージでのマジックショー・各テーブルでのテーブルマジック・KEIKOさんの描く可愛いらしい似顔絵、初期研修医の先生方からのクイズ大会・じゃんけんポン大会・昆陽池賞の発表などがあり、 
最後には、参加された皆様と一緒に 記念写真をとりました。
(医局長 村山洋子)

( 写真クリックで詳細表示)

 10月31日木曜日に復職支援研修会を行いました。
写真は、研修の一場面です。昨年度と同様に、認定看護師の講義と演習、ジェネラリスト看護師の看護技術演習や管理栄養士による院内給食の試食などを実施しました。今回は9名の方に参加して頂き、賑やかで楽しい雰囲気で研修が行われました。研修参加者からは、「アットホームな感じで雰囲気が良かった」「昔を思い出し勉強になりました」と好評なご意見を頂きました。
 来年1月には、今年度2回目の復職支援研修会を企画しています。2回目は研修内容を一部変更し、感染対策やBLS(Basic Life Support:一次救命処置)についての研修を実施する予定です。2回目の復職支援研修会も多くの方の参加をお待ちしております。

日時:令和2年1月30日 木曜日 9:00~16:00
場所:市立伊丹病院看護研修センター
対象者:復職を考えている看護師・助産師(定員10名)
申込方法:市立伊丹病院総務課に電話でご連絡下さい。
     ℡072-777-3118
※研修内容等の詳細はホームページをご覧ください。
「市立伊丹病院ホームページ お知らせ一覧」
http://www.hosp.itami.hyogo.jp/info-list/post-17693/
応募締め切りは、令和2年1月20日 月曜日 17:00です。

くすのき会 伊丹がん患者と家族のつどい(がん患者会)開催報告
令和元年12月2日(月)14時~15時半まで がん患者会を開催しました。

 患者さんが7名(男性2名、女性5名)ご家族1名(男性)の計8名に参加をいただき、2名の方に初めて参加をいただきました。
 今回は消化器内科医師の講座〝 医師も悩むコミュニケーション 〟を開講しました。
 患者さん1人ひとりが望む人生を歩むために、治療をどこまで継続するか、大切にしたい物や思い、やっておきたいことなど、講演を通じ、主治医とのより良い関係づくりについて考える場となりました。
 談話会では、病状や再発に対する不安との向き合い方、身辺整理というテーマから、それぞれの人生を振り返り、参加された皆様が様々な気持ちを共有することができました。

 私達の病棟では、スタッフ間の連携をスムーズかつ確実にするために、不定期で医師による勉強会をお願いしています。前回は血液内科医師から、血液疾患の病態や治療方針の決定について学びました。今回は眼科医師より、手術方法の違いや手術前後の患者を管理するに当たっての注意点などを学びました。
 日々進化する医療について、新人ナースもベテランナースも学ぶことは尽きません。これからも患者様に安全で信頼できる医療・看護を提供するために、スタッフ一丸となって頑張ります。

 4西病棟は整形外科・形成外科の混合病棟です。今年度から病棟でもリハビリができるように理学療法士が病棟にいます。
 骨折して緊急入院となる高齢者が増えおり、手術までベッド上安静となってしまう為に、筋力が低下して手術後すぐに歩けなくなってしまう可能性が高いです。病棟に理学療法士がいることでベッド上安静の人のリハビリや手術後の離床が進まない人のリハビリをすることができます。看護師と理学療法士と情報共有しながら、なるべく早く入院前の生活に近づけるように取り組んでいます。

 こんにちは、4階東病棟です。
今回は、今年度のチームの取り組みの1つをご紹介させていただきます。
みんなのモチベーション挙げるため、チームで下記の活動をしています。
チームで大切にしている事は、「相手を認めること!」チームメンバーの良いところや認めるところを発見したら、ハートのメモ紙に記入し貼り付けて可視化しています。それを他の人が見ることで新たな発見になります。また、自分を認めてもらうことで「向上心もUP!」、お互いが認め合いながら、毎日楽しく看護業務に専念しています。  

4階東病棟 看護師 S.D

9月1日(日)に、令和元年度兵庫県災害医療従事者研修会として、兵庫県播磨広域合同防災訓練に参加しました。

当院の参加メンバーは、医師1名、看護師2名、事務局員1名の4名。

任務は、「リアル救護所」として、訓練ではなく、実際に気分が悪くなった方や熱中症等の方の救護を行うチームとして参加しました。


また、訓練としても災害時診療概況報告システム「J-SPEED」を使っての疑似入力訓練を行いました。

会場では多数のDMAT(災害派遣医療チーム)の救急車両や、消防車両、陸上自衛隊、海上保安本部、国土交通省、兵庫県警察などの公的機関だけでなく、電力会社、電話会社、ガス会社などの民間のライフライン関係に至るまで、多数の参加で行われました。(公式参加予定数:1,500人、約70機関)

9月初旬ではありましたが、幸いに曇りの天気で気温も低く、熱中症になられる方も居られなかったので、実際に救護の場面は発生せず、無事に任務を完了することができました。

災害時の対応は、こうした訓練への参加経験が有るか無いかで大きく違って来ます。最近ではJ-SPEEDやEMIS(広域災害救急医療情報システム)などのICTを使った情報伝達システムも充実してきており、それらを訓練で体験することが出来、大変勉強になり有意義な訓練でした。

医事課 医療情報担当 滝井 俊博

 尼崎で開催された「阪神臨床栄養研修会」~フレイル・サルコペニアへのアプローチ~に参加してきました。興味深かったのが、『社会栄養学』という考え方です。高齢者は加齢による体力の低下にくわえ、適切な食生活が送れないことで低栄養に陥ることがあります。治療効果は栄養状態に左右されるといっても過言ではありません。入院中はNSTが中心となって患者さんの栄養状態の維持向上を図っていますが、入院してからでは遅いのです!! 普段から栄養状態をよくしておけば、万が一病気で入院しても、治療効果が出やすく早期退院にも繋がります。これからは、入院患者さんに対しての栄養管理はもとより、地域ぐるみの栄養管理についても多職種で考えていきたいと、参加者みんなで熱く語り合いました。
 今後の当院NST活動に期待してください!!

講演された日本静脈経腸栄養学会理事長の東口髙志先生(前列中央)を囲んでの情報交換会にて

                                     NST委員会 K.J

 8月30日から31日に広島で開催された第2回日本緩和医療学会、中国四国支部大会に参加してきました。
 「がん疼痛治療のアップデート」や、「みんなで考える、息苦しさのもうひと工夫」など興味深い講演がたくさんあり、有名な先生のお話をたくさん聞くことができました。
 学会に参加すると、学んだ知識を日々の実践の中で活かしたいと感じ、モチベーションアップにつながります。
 わたしは化学療法室で勤務しているので、多くの苦痛を抱える患者さんと接する機会があります。
 そのような患者さんの生活の質が向上するよう、これからも知識のアップデートに努めていきたいと思います。